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ユーロプライバシーのサービスを提供できるのは誰か?

ユーロプライバシーは、データ保護規制の遵守状況を高い信頼度と信頼性をもって評価・認証するために設計されたを提供するために設計されています。その実現のために、認定プロセス全体を通じてデータ管理者と処理者を支援すべく、多数の認定パートナーやエキスパートからなるエコシステムに依存しています。

公式パートナーのエコシステム

公式パートナーは、データ保護に関する実績と専門知識に基づいて評価・選定されています。具体的には、以下のようなパートナーが含まれています。 

  • コンサルティング会社・法律事務所:コンプライアンスの文書化を支援し、残存する不適合が認められる場合の是正を支援し、ユーロプライバシー認証のために選択された取扱活動を準備します。
  • ソリューションプロバイダー:コンプライアンスの準備と文書化の支援、潜在的な不適合の特定、認証開始の準備レベルに達した際の通知といったユーザーフレンドリーなソリューションを提供します。 
  • 認証機関:データ取扱いがユーロプライバシー基準を遵守ているかを評価し、GDPR第42条及び第43条に基づき、正式で認証されたユーロプライバシー遵守証明書を発行します。

ECCPによって認定された公式パートナーのみが、ユーロプライバシーの関連サービスの提供を許可されています。これは、ユーロプライバシー認証が認定され、信頼できるサービスプロバイダーによって提供されることを確保するためです。公式パートナーのリストは、ユーロプライバシーのウェブサイトで確認できます。一般的に、ユーロプライバシー認証に関心のあるデータ管理者と処理者は、オンライン申請フォームに記入して、公式サービスプロバイダーからの見積もりを受領し、協働することをお勧めします。 

有資格エキスパート

個人のエキスパートは、ユーロプライバシー・オンラインアカデミーでトレーニングを受け、以下のような正式な資格を取得できます。
•    ユーロプライバシー実装者 
•    ユーロプライバシー監査人

オンラインコースを修了し、監査人としての試験に合格した方は、データ取扱活動に関する遵守状況の文書化・監査のためのユーロプライバシーの方法論を適用する資格を有します。ただし、公式の認証は、ユーロプライバシー公式パートナーとして認定された認証機関のみが発行できます。

ユーロプライバシー・オンラインアカデミーは、ユーロプライバシーの方法論に焦点を当てています。エキスパートは、個人データ保護規制に関する補完的なトレーニングを受け、資格を有する必要があります。資格を有するエキスパートは、個人として有するその専門知識をアピール・発信することが認められています。ただし、自身を「認定パートナー」であるかのように示すことは誤解を招くため認められません。また、ユーロプライバシー・コミュニティウェブサイトのエキスパート・プールに参加し、コンサルティング会社、認証機関及び認証希望者との業務機会にアクセスできます。

また、DPOが個人で認証のための文書を準備することも可能です。これには、アカデミーで実装者としてのトレーニングを受け、一連のオンラインリソースを活用するため、コミュニティウェブサイトに登録する必要があります。いずれの場合も、認証は、認定・許可されたユーロプライバシーの認証機関によってのみ発行されます。